家電製品に不具合・故障が発生した場合の対策

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家電製品の不具合・故障

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引越し作業によるトラブル・事故のうち、最も補償交渉が難航するもののひとつが、家電製品の不具合・故障です。

これは、引越し業者の作業による不具合なのか、経時劣化による不具合なのかの判別がつかないからです。

このため、家電製品については、より慎重に事故への対応をするべです。

内部不具合は補償されにくい

家電製品の内部の不具合は、よほど徹底的に調査しない限り、原因がはっきりとしません。

考えられる原因は、①引越し業者の運び方が悪いため(振動や引越し業者が梱包しないことによる雨・雪による故障)、②経時劣化(標準引越運送約款第23条第1号の「自然の損耗」)のため、③元々故障していたため―の3点です。

このうち、明らかに引越し業者の責任であるのが①です。しかし、①と②は区別は非常に難しいといえます。また、引越し業者としては、③の可能性もありえるため、あまり補償交渉に応じようとしません。

特に、古い家電製品の場合は、経時劣化がすすんでいるため、かなり難しい交渉となります。

なるべく搬出時に引越し業者と作動確認

家電製品の不具合・故障を補償してもらうためには、まず搬出時に家電製品が正常に作動していたことを、引越し業者の作業員に確認してもらう必要があります。

こうすることで、少なくとも、元から故障しているわけではないことが明らかになります。このため、できるだけ搬出時に引越し業者の作業員の立ち会いのもとで、家電製品の作動確認をしてください。

ただし、すべての家電製品の確認をしてもらうのは、時間的に難しいと思われます。この場合は、パソコンやテレビなどの高価なものだけでも確認しておいてください。

なお、冷蔵庫については、作業前日に電源を抜いておかなければならなりません。ただ、だからといって、作動確認ができないわけではありません。搬出の作業に移る前に、一時的に電源を入れることで、十分に確認はできます。

搬入時に作動確認

搬入作業については、休憩時間や家電製品の搬入が終わった後で、なるべく引越し業者がいるうちに作動確認をしてください。

この際、不具合があった場合は、すぐにその場で引越し業者の作業員に確認して、補償交渉を始めてください。時間が経つと、引越し終了後のお客様の生活によって発生した不具合や経時劣化と区別がつかなくなり、補償交渉が難航します。

また、家電製品は、搬入の日から3ヶ月以内に連絡しないと、時効にかかってしまい、補償されなくなります(標準引越運送約款第25条第1項)。このため、オフシーズンの家電製品についても、なるべく早く確認してください。

特に、夏の引越しの際にはストーブ、ハロゲンヒーター、オイルヒーターなどの暖房器具、冬の引越しの際には扇風機などの冷房器具をチェックしておいてください。

パソコンのデータは必ずバックアップを取る

引越し作業中にパソコンが壊れた場合、パソコン本体は補償の対象となります。他方、中身のデータについては、補償の対象外です。

これは、破損したデータがどのようなデータなのかが証明しようがないため、補償金額の算定ができないからです。

ですから、必ず外付けハードディスクなどのストレージに記録するか、またはオンラインのストレージサービスを利用して、バックアップを取っておいてください。

なお、バックアップを取ったストレージについては、お客様ご自身で運んでください。

データの記憶方式にもよりますが、一般的に、パソコンのデータを記録しておくストレージのデータは、非常に損傷しやすく、本来、引越し用のトラックのような衝撃が強い乗り物で運ぶべきものではありません。同じ理由で、ノートパソコン、ネットブック、タブレット型パソコンなどもお客様ご自身で運ぶべきです。

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最終更新日2014年1月21日