格安・安い業者の実態

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格安・安い業者について

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実際に現場で作業をしていたときによく考えたものですが、引越しのサービスは差別化しにくいものです。

この結果、結局は価格競争となることが多いのですが、そうなると、価格差はありまり出せないはずです。にもかかわらず、実際は、引越し業者によって、料金が大幅に違うことがあります。

では、格安・安い業者は、どのようにして料金を抑えているのでしょうか?

単純に料金が安いわけではない

料金・価格を決める要素は、時期、荷物の量=トラックの種類、作業員の人件費、サービス(特に梱包の質)、距離または作業時間などです。これらは、作業員の人件費とサービス以外は、あまり業者間で大幅な差をつけることができません。

このため、引越しの料金・価格には、ある程度「相場」というものがあります。逆にいうと、作業員を数を減らして人件費を抑えたり、サービスの質を落として費用を抑えることで、料金を安くすることができます。

ただ、作業員の数を減らすと、作業自体に非常に時間がかかります。また、サービスの質を下げると、事故が発生する可能性があります。このため、ただ単に料金が安い、というわけではなく、それなりのデメリットもあります。

モグリの業者?

見積もりの結果、異常に格安・安い料金・価格であった場合は、物流業者が片手間でやっている可能性を疑ってください。このような物流業者は、引越しのノウハウがなありません。引越し作業は、トラックがあって人間がいればできる、というほど単純なものではなりません。

このため、片手まで引越しをしている物流業者に依頼すると、いわゆる「安物買いの銭失い」になる可能性があります。

また、同様に、異常に格安・安い料金・価格であった場合は、国土交通相の認可を取得していない、いわゆる「モグリ」の業者である可能性も疑ってください(特にいわゆる「便利屋」に注意してください)。

引越し業者は、一般貨物自動車運送事業または貨物軽自動車運送事業の許可を取得しなければなりません。無許可の業者の場合は、一般貨物自動車運送事業や貨物軽自動車運送事業の水準のサービスが提供できない可能性があります。

安い理由を聞く

見積もりの結果、異常に安いであった場合は、必ず営業員に理由を聞いてください。すでに述べたとおり、引越しの料金には、ある程度の相場があります。また、引越し業界は、過当競争が続いていて、すでに料金がかなり安くなっています。

このため、そもそも、「異常に安い」ということ自体があまりありません。ですから、「異常に安い」ことには、それなりの理由があるはずです。

なお、引越し業者の営業員が抽象的に説明するようでは、怪しいと思ってください。例えば、「技術がある」「徹底的なコスト削減をしている」などといった理由がよく使われますが、このような理由は、どの業者でもいえることであり、理由になっていません。

他方、合理的な説明の場合は、問題ありません。例えば、「作業員の数が少ない」「簡単な梱包で済ませる」などが考えられます。ただし、この際に、料金が安いデメリットを説明してくれるような引越し業者でなければ、注意してください。

結局高くつくことも

いくら格安・安い引越し業者であっても、かえって高くつく可能性もあります。というのも、すでに述べたように、格安・安い引越し業者では、梱包が簡単なことが多いようです。

また、人件費(給料・時給)が安いため、優秀な作業員が集まりにくいといえます。このため、トラブルや事故が起こりやすい傾向があります。

ところが、このような事情があるにもかかわらず、格安・安い引越し業者は資本が少ない中小企業が多いため、場合によっては、補償交渉に素直に応じてくれないこともあります。

このような引越し業者を相手にしてしまった場合は、結局補償交渉がまとまらず、結果的には、大損となる可能性もあります。

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最終更新日2014年1月21日