引越しアルバイトの赤裸々な実態

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引越しアルバイトの実態

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このサイトは、引越し業者を利用されるお客様向けの情報提供サイトですが、意外にアルバイトの希望者からお問い合わせを受けることがあります。

このため、このコラムでは、趣向を変えて、引越し業者でのアルバイトについて、管理人の体験をもとに解説していきたいと思います。

なお、文中の内容につきましては、あくまで管理人個人の主観によるものであり、必ずしも一般的または客観的な内容とは限りませんので、あらかじめご承知おき願います。

精神的に非常に厳しい引越しアルバイト

新人の引越しアルバイトは、極端な表現になりますが、人間扱いされません。実は、引越しのアルバイトがキツい理由は、作業そのものが厳しいから、というよりも、先輩からの扱いが非人道的であるからである、といえます。

つまり、引越し業者は、いわゆる「ブラック企業」である可能性が高く、また、パワハラやときにはセクハラを受ける可能性もある、ということです。

先輩からは日常的に暴言を吐かれますし、場合によっては暴力を振るわれることすらあります。

この傾向は、新人の引越しアルバイトがある程度経験を積み、実力がついてくるにしたがって、徐々に少なくなってはいきます。しかし、これは、あくまでまる1年くらい働いた結果であって、それまではずっとパワハラに耐えなければなりません。

また、特定の先輩に気に入られなかった場合は、いくら経験を積み、実力をつけたとこで、相変わらず暴言を吐かれます。

以上のように、引越しは精神的に非常に厳しいアルバイトであるため、精神的なタフさが要求されます。

当然ながら体力は必須

引越しの作業は、荷物を運ぶ作業であるため、当然ながらある程度体力に自信がない限り、とても続くものではありません。

いくら新人のアルバイトとはいえ、少なくともダンボールは2つ持たされます。

多少部下に配慮してくれるチームリーダーであれば、運ぶダンボールが平均的になるように、調整しながらダンボールを渡してくれます。しかし、まったく部下に配慮ししないチームリーダーは、本がギッシリ詰まったダンボールであっても、平気で2つ渡してきます。

また、忙しい時期には、男性の場合は新人といえども家具を持たされます。それも、冷蔵庫や和ダンスなど、非常に重い家具ですら持たされます。

ちなみに、女性の場合は新人のうちは滅多に家具を持たされることはありませんが、経験を積むに従い、重い家具を持たされる場合が出てきます。

単に荷物が重い程度であれば、腕力に自信があれば問題ないのですが、引越しの作業は、これに加えてトラックとの往復があります。古い団地などの場合は、階段の昇り降りがあります。しかも、移動は常に駆け足です。

この点から、引越しアルバイトには、腕力に加えて、スタミナが要求されます。このため、経験者でもない限り、たいていの人は初日で音を上げます。

余談ですが、管理人の経験では、唯一、元自衛官のアルバイトの方だけが、階段がある現場にもかかわらず、初日でもケロッと走り回っていました。さすがに厳しい訓練の経験者は違います。

このように、引越しは、体力的にも非常に厳しいアルバイトであるといえます。

ただ、2週間も続けていれば、自然と体力がついてきて、筋肉痛もなくなります。管理人の経験でも、非常に小柄でやせている作業員の方はいくらでもいました。

社員教育がいい加減

このように、非常にブラックな業者の問題点は、ひとことでいえば、まったく労務管理ができていない、という点にあります。特に、社員教育がまるでできていない、という致命的な問題点があります。

すでに述べたような実態であるため、引越し業界の離職率はかなり高く、アルバイトの定着利率も低い傾向にあります。管理人の経験では、アルバイトを始めてから1年経過した際の定着率は、せいぜい数%程度といったところです。

これほど定着率が低い以上、引越し業者としても、先輩としても、仕事を教えようという気になりません。基本的には、社員教育のほとんどは、いわゆるOJT、つまり現場で覚える(しかもまともに教えてもらえない)というのが実態です。

しかも、作業の標準化がなされておらず、マニュアルなども整っていないことが多いため、ひとつの作業についても、先輩によってやり方が違う、ということが平気であります。つまり、先輩ごとに違うやり方を覚えないといけない、というになりかねません。

給料は非常に高い

これだけひどい待遇ではありますが、唯一、給料だけは比較的高待遇です。引越しアルバイトは、肉体労働としては、いわゆる「高収入」のアルバイトの代表格であるといえます。

引越し業者によって金額はマチマチですが、最低限、時給で1,000円、日給で8,000円くらいは稼げます(これはあくまで最低限の金額ですので、相場はもう少し高額です)。土日、連休、繁忙期(ピーク)では、まず間違いなく残業がありますので、日給で10,000円を超えることがざらにあります。

すでに述べたような非常に厳しい現場ではありますが、アルバイトの場合は、作業の厳しさと給料は関係ありません。

このため、例えば、単身者の長距離の引越しに配属された場合は、作業は短時間、荷物は軽い、ほとんどは移動時間でも、日給10,000円を超えることもあります。このように、非常に「美味しい」現場もあることはあります。

また、一部の業者では、給料が日払いとなっていることもありますので、短期間で一気に稼ぐこともできます。

なにより、お客様によっては、チップ・心づけをくださることがあります。これが臨時収入となります。金額はそれぞれですが、管理人の経験では、少なくとも一人あたり1,000円、多い時で10,000円もいただいたことがあります。

もっとも、これはあくまでお客様の好意によるものであり、いただけたらラッキーくらいに思ってください。

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最終更新日2014年1月21日