照明・ライト・シャンデリアなどの照明器具の準備については、引越し業者の営業員によく確認しておいてください。

一般的には、コンセントタイプの照明・ライドの場合は、取り外し、取り付け、梱包など、すべて引越し業者が対応します。

一部の間接照明のように、比較的簡単に梱包できるものは、お客さまが梱包することになります。

なお、電気工事が必要な特殊な照明・ライト・シャンデリア等は、別途工事会社による工事が必要となります。

この場合、ご自分で工事会社を手配する必要がありますが、引越し業者が別途手配してくれる場合もあります。

照明・ライトシャンデリアなどの照明器具は、全体的に割れやすい構造となっていますので、特にしっかりと梱包してもらってください。

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天井の照明・ライトの脱着は引越し業者に確認

天井の照明・ライトの脱着は、引越し業者によって、対応はさまざまです。

照明・ライトの取り外し・取り付けは比較的面倒な作業で、慣れていないと照明・ライト(特にカバーの部分)を壊してしまいがちです。

また、よほど身長が高くない限り、椅子や踏み台、脚立や梯子に登っての作業となりますので、転落の危険性もあります。

このため、必ず見積もりの際に、お客さまご自身が外さなければいけないのかどうかを営業員に確認しておいてください。

なお、一般的な家電量販店で販売されている、コンセントタイプの天井の照明・ライトの取り外し・取り付けは、たいていの引越し業者が対応してくれます(有料か無料かは業者次第)。

ただし、特殊な工事が必要な場合は、通常は対応してくれません。

例えば、吹き抜けになっている2階の天井の照明などは、足場を組む必要があるため、引越し業者では対応できません。

このため、このような場合は、専門の工事会社に依頼する必要があります。

この場合、お客さまご自身で工事会社を手配してもかまいませんが、(特に大手の)引越し業者が提携している工事会社を紹介してくれる場合もあります。

ですから、そのような点も含めて、引越し業者の営業員の方によく確認をしてください。

傘やシーリングライトのカバーの部分に特に注意

天井の照明・ライトは、電球の部分よりも、傘・カバーの部分のほうが壊れがちです。

電球も割れ物ですから壊れやすいといえば壊れやすいですが、壊れやすいだけに、引越し業者がしっかりと梱包しくれます(仮に壊れても、LED以外の電球は安いのでさほど問題にはなりません)。

ところが、一見して壊れにくそうな照明・ライトの傘・カバーの部分は、扱いが雑になってしまって、壊れることがあります。

特に、シーリングライトのカバーの部分は、脱着・運搬中ともに割れやすい傾向があります。

シーリングライトを脱着する場合、意外と力が入ってしまうことがあります。このため、脱着の際に割れることがります。

また、シーリングライトは、気泡緩衝材(エアーキャップ)や毛布などで梱包して運びます。

この際、トラックのドライバーの積み込みが下手な場合は、圧力がかかって、カバーが割れることがります。

シャンデリアはしっかり梱包してもらう

まれにシャンデリアをお持ちのお客さまがいらっしゃいますが、これは、傘の部分がガラス製で、しかも細工が施されています。

このため、非常に梱包しずらく、また、割れやすいものです。ですから、引越し業者には、必ずしっかりと梱包してもらってください。

なお、見積もりの際には、シャンデリアも荷物であることを必ずおっしゃってください。

シャンデリアは、種類によっては、引越し業者では脱着ができない場合があります。

このような場合は、専門の工事会社に脱着してもらはなければなりません。

すでに述べたように、大手の引越し業者であれば、たいていは提携会社を紹介してくれます。

ただ、あらかじめシャンデリアが荷物であることを申し出ていないと、すぐには手配できないことがあります。

ですから、見積もりの段階で、特殊な工事が必要なシャンデリアがあることをおっしゃってください。

スタンド・和風の照明・ライトは壊れやすい

スタンド式の照明・ライトは、足元が弱くできています。

しかも、電球がついている上の部分が重いため、思った以上に揺れやすい荷物です。

日常的に使うには支障はありませんが、トラックで運搬する際は、左右に揺れることで、足元の付け根の部分に強い圧力がかかります。

このため、足元から曲がってしまったり、壊れてしまうことがあります。

特に、照明・ライトの部分や上の部分が特に重いものについては、しっかりと梱包しないと、簡単に足元が曲がってしまったり、壊れてしまうことあがります。

また、和紙でできている照明・ライトは、非常に脆いため、破れたり、傘の部分が壊れたりすることがあります。

和紙の部分は非常に汚れやすいため、他の荷物の汚れが移ることがあります。

このため、和紙の照明・ライトは、引越し業者に、必ずダンボールなどで全体を覆ってもらうような梱包をしてもらってください。