引越し元(旧居・積地)での荷物の搬出作業が完了し、最終確認が終わったら、引越し業者と引越し先(新居・卸地)を確認します。

特に、当日に搬入作業もおこなう場合は、多くの確認事項があります。

また、ちょっとした行き違いが大きな問題となることがあります。

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引越し業者と住所・道路・移動手段・所要時間を確認

荷物の搬出作業が完了した場合、まず引越し業者と引越し先(新居・卸地)の住所を確認してください。

見積もりの際に営業員には伝えているとは思いますが、営業員の伝達ミスで間違っていることもあります。

このため、一言一句、地番などの数字にも間違いのないように、確認してください。

また、当日に搬入作業もおこなう場合は、お客さまと引越し業者の双方の道路・移動手段・所要時間(到着見込み時間)を確認して、情報を共有しておきます。

なお、引越し業者が、不慣れな道路を通る場合は、到着時間が大幅に遅れることがあります。

このため、お客さまのほうが道路事情に詳しいような場合は、なるべく積極的に道路事情の情報を提供してください。

引越し業者に外観・表札などの特徴を伝える

引越し業者には、できるだけ引越し先(新居・卸地)の建物の外観や表札の有無などを伝えておいてください。

特に中距離・長距離の移動がともなう場合、トラックのドライバーにまったく土地勘がないことがあります。

この場合は、住所がわかっていてもすぐに場所がわからないことがあります。

このような状態では、引越し先(新居・卸地)の建物の外観がわかったり、表札があったりすると、非常に探しやすくなります。

また、新築のマンションや新興住宅街の場合は、新しい住所が地図やカーナビに記載されていないことがあります。

このため、トラックのドライバーには、なるべく地図で場所とそこに至るまでの道路を確認してもらってください。

ここまで念入りに確認しないと、大幅な遅刻の原因となる可能性があります。

連絡先の交換と念のための確認

交通事故や渋滞による遅刻に備えて、引越し業者のチームリーダーには携帯電話の電話番号を伝えておいてください。

荷物を積み込んだ後は携帯電話だけが唯一の連絡手段ですので、携帯電話の電話番号を伝えないと、緊急事態の際に連絡が取れなくなる可能性があります。

どうしてもチームリーダー個人に電話番号を伝えたくない場合は、少なくとも支店や営業所には電話番号を伝えておいてください。

なお、この際、間違いがないように、必ずその場で実際に電話をかけてもらって確認してください。

もし電話番号が間違っていたにもかかわらず確認を怠ると、連絡がとりづらくなります。

特に地図やカーナビに記載されていない新しい住所に引越しする場合は、連絡先が間違っていると、引越し業者が迷子になっても連絡する手段がありません。

結果として、大幅な遅刻になるリスクがあります。

昼休みの有無を確認

朝から搬出作業をおこない、午後から搬入作業を始める場合は、引越し業者と昼休みの有無や昼食のスケジュールを確認しておいてください。

引越しの作業は著しく体力を消耗しますし、お腹も空きます。また、お客さまも意外と疲れます。

このため、よほど急いでいる場合を除いて、引越し業者はもちろんのこと、お客さまご自身もなるべく昼休みと昼食を挟んだほうがいいでしょう。

ただし、ある程度長距離の移動が伴う場合は、引越し業者によっては、車内で食事を取りながら移動することもあります。

このため、長距離の移動が伴う場合は、引越し業者に、昼休みなしで作業することをお願いすることができます。

ただし、引越し業者のスタッフの気分を害する可能性もありあすので、急いでる場合に限ってお願いしてみてください。